2014/09/17

蟹座はおとなしそうに見えるけど、活動宮。イザという時はザザザっと動く。


占星術における12のサインは、その性質によって火・地・風・水の4つに分類される。


それって解釈する時、活動・不動・柔軟とごっちゃになりやすいのだけれど(私だけか?)
三区分は「行動の仕方、活動形態」。


四元素の方は、なんというかもっと根本的な気質みたいな。


そもそもこの考え方は
「万物は火地風水の四つの元素から成っている」
と、古代ギリシアの哲学者のおじさんが唱えたのが始まり。


物事の根源を表しているものなのだねー。


火には 直観的、衝動、情熱、精神性 といったワードが当てはめられる。
火だから、熱いし、燃え上がるし、勢いがあるし、扱い方を間違えれば火傷もする。


地は感覚的、物質的、堅実さ、安定感。
火も風も水も「つかむ」ことはできないけれど、土はつかめる。形になる。


水にとって地は器になってくれるので落ち着いていられる。
火や風は器の中でじっとしていることはできません。閉じ込められるとストレス。


風は思考、知性。
風は吹いているものでじっとしていない。


「風通しがよい」っていうのが風にとって一番自然で心地よいこと。
あちらこちらに流れて行っていろんな情報を集める。
集めたものを分析もするし、さっさと捨てたりもする。執着しない。


風って重さがないよね。そして、火をあおって喜ばせたりもする。
地や水にとっては、落ち着けない相手。
だって、地はじっとしていたいし、水はくっついていたいから。
ワーッと風が吹くと、とっ散らかっちゃうのだ。


そして水。
感情、情感。
主観的で理屈よりフィーリングで物事の価値判断をする。


水はそれだけでじっとしていることはできない。
器に入っていることが多い。
小さな器ならコップとか。お茶碗とか。
大きく考えると池とか、湖とか。


コップのジュースにグラスのワインを入れると、混ざってしまって一つになってしまう。
色も味も混ざる。個性消える。
でも水にとってはそれが心地よかったりするのだ。


火や風に干渉されると落ち着かないから嫌い。
でも、適度な火は水を気持ちよく温めてくれるし、
風は水が腐らないように循環させてくれる一面も持っている。
って、松村先生の本に書いてあったな。


ホロスコープを読むとき、各天体がどのエレメント(元素)のサインに入っているか、
その分布に偏りがあるか、などなど、まずはチェックする。


すると、その時点ですでに、その人となりがサックリ掴めてくるのだ。
あくまでもサックリだけど。


エレメント同志の相性がわかれば、人と人との相性も予測できるわけ。


☆ ☆ ☆


今日と明日、天空の月は蟹座にある。
万人の蟹座成分が刺激される(はず)


蟹座は「活動宮で水のエレメント」


気持ちを満たすために動く。
自分と他の何かの馴染みをよくするために動く。
馴染まないものを阻害するために動く。


「他」の影響を受けやすく、感情が揺れやすく、
その結果として、活動宮っぽく動く。
こういう理屈。


Tarot reading & Piano lesson room ~ ゆりのき ~





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